Dear Great Hackers

  1. インタビュー
  1. タイアップ

ありそうでなかった「映像議事録」体験に感動! レコロクはオンラインミーティングの「何」を変えてくれたのか? Qiita社員が使ってみた

「すべての発言がナレッジになる」――RUN.EDGE株式会社が開発する「RECOROKU(レコロク)」の体験は、まさにそれを証明してくれます。レコロクは会議の録画・文字起こしを一体化し、それらの情報からフリーワードで該当シーンを迅速に検索・視聴できる革新的なツールです。

図1.レコロクの「文字起こし」「フリーワード検索」画面

また、映像の任意のシーンにタグやメモを紐つけることも可能で、後から重要な情報を素早く見つけ出すことができます。

図2.Slackでの共有イメージ

さらには、特定のシーンごとにURLを生成し、Slackなどで該当シーンの動画リンクを共有することが容易になり、情報の精度を確保しながら議論や開発をスムーズに進めることができます。これらの機能は、今まで抜け漏れが発生していた、会話を通じて得られる情報を最大限に活用し、ナレッジとして蓄積することを可能としています。

そんなレコロクをオンラインミーティングが多いQiitaで1週間ほど試用して、その使い勝手や便利さを体験してみました。試用したメンバーのうち、清野 隼史、渡邊 暖、出口 裕貴の3名に感想や使用するメリットなどを聞きました。

「レコロク」公式サイトをチェックする

プロフィール

清野 隼史(きよの としふみ)
Qiita株式会社 プロダクト開発グループ マネージャー
アルバイトを経て、2019年4月にIncrements株式会社(現 Qiita株式会社)へ入社。Qiita Jobs開発チーム、Qiita開発チームでプロダクト開発や機能改善などを担当。2020年1月からQiitaのプロダクトマネージャーに就任。現在はプロダクトマネジメントとメンバーのマネジメントを行う。

 

出口 裕貴(でぐち ひろき)
Qiita株式会社 プロダクト開発部 デザイングループ マネージャー
アルバイトを経て、2020年4月にIncrements株式会社(現 Qiita株式会社)へ入社。Qiita Jobs開発チーム、Qiita開発チームでUI/UXデザインやフロントエンドなどを担当。2023年2月からデザイングループのマネジメントとプロダクト開発や機能開発などを行う。

 

渡邊 暖(わたなべ だん)
Qiita株式会社 事業開発部 兼 マーケティング部
アルバイトを経て、2019年4月にIncrements(現 Qiita株式会社)へ入社。事業開発グループで、法人向けの広告、SaaS製品の企画・営業を経験。その後Qiita Jobsの営業、カスタマーサクセスに従事した後、マーケティング部門を立ち上げ、複数製品のセールスマーケティングやプロダクトマーケティングに従事。現在はQiitaが主催するイベントの企画やマーケティング、セールスを担当。

「レコロク」は組織内の「壁」を壊し、情報透明性を上げる

――はじめに、みなさんの立場と、どのように映像議事録ソリューション「レコロク(RECOROKU)」を試用したか、教えてください。

清野 隼史(以下、清野):私はプロダクトマネージャーとして開発組織でエンジニアリングをマネジメントしながら、他のチームや組織とコミュニケーションを取っています。組織を横断して多くの人々と議論をし、物事を決定する役回りなので、レコロクの試用期間中もミーティングは多かったですね。

出口 裕貴(以下、出口):デザインのマネジメントをしています。開発部門のエンジニアとQiitaのプロダクトデザインを作る際のミーティングなどで、レコロクを使いました。

渡邊 暖(以下、渡邊):私はマーケティングや営業を担当しています。清野や出口と実施した、プロダクトの方向や機能改善に関わる意思決定ミーティングや朝会などで、レコロクを活用しました。

――1週間「レコロク」を使ってみて、どのようなツールだと感じましたか?

清野:一言でまとめると、「レコロク」はコロナ禍でできた「壁」を壊してくれるツールだと感じています。ここ数年でオンラインミーティングが当たり前のことになりました。在宅勤務が急激に増えたことがターニングポイントだったと思います。

そしてオンライン化が進むと同時に、それまで社内でされていたカジュアルな会話も、全てオンラインミーティングの枠組みにかっちりと組み込まれてしまいました。便利になり、どこにいても誰とでも話せるようになった反面、参加していない他の人々の会話が見えづらくなった側面があると感じています。

以前なら、同じ職場や部屋で他のメンバーが議論している内容が耳に入ってきていたので、なんとなく周囲の状況を察することができていました。しかしオンライン化によって「壁」ができ、微妙なやりとりや状況把握が難しくなりました。この「壁」を破壊してくれるツールが「レコロク」だと感じています。

――会話の微妙なニュアンスや空気感、周囲の雰囲気などを伝えやすくなったということでしょうか?

清野:そうです。「レコロク」に動画と議事録など、会議データを置いておけば誰でも簡単に見られます。テキストだけでは伝えきれないニュアンスを同期して伝えられるのが良いと思いました。

出口:私は「レコロク」を使ってみて、その名の通り撮る議事録という印象を受けました。これまでの会議では、多くは会議中にキーボードで打って記録しているので、情報が漏れたり、不意に出たアイデアや会話、雑談のメモが抜け落ちたりします。情報が減ることで話の背景が見えにくくなり理解できないこともありましたが、「レコロク」なら「録画データのここを見て」とダイレクトに動画内の位置を示すURLで共有できるので、とても使いやすかったですね。

図3.レコロクで該当シーンのリンクを共有する画面

渡邊:「レコロク」は記憶の忘却を防いだり、補完してくれたりするサービスだと感じました。従来の議事録はテキストで取っていたので、参加者の温度感が見えなかったり、微妙なニュアンスが分からなかったりすることがあります。また記録者によって議事録の質に個人差があることもありますが、「レコロク」は細かな表現を補完してくれると感じました。

もう1つ、「レコロク」を使うと組織内の情報透明性が上がると思います。録画して共有できるので、自分がいないところで行われたミーティングの内容を把握しやすくなるのです。組織内の情報流通が閉じられることによる弊害は大きいと思いますが、それを減らしてくれて、組織の情報流通スピードを上げてくれるサービスだと感じました。

定例ミーティングは「レコロク」があればOK!

――実際に1週間ほどレコロクを業務に導入してみて感じたメリットを教えてください。

清野:私はマネージャーとしてプロダクトの方向性や機能を決め、それをメンバーに共有する機会が多くありますが、意思決定の経緯や判断をテキストだけで伝えるのはなかなか難しいです。もちろん議事録は取っていますが、表現しきれないことが数多くありました。

「レコロク」を使ってみると、文字起こし機能があってフリーワード検索ができる上に動画が残っているので、安心感があります。メンバーからの「本当に議論して決めたんですか?」という質問にも、「レコロク」があればピンポイントでその場面を共有して答えられるので、ある種の不安が払拭できた気がしました。

――たしかに、動画と議事録で確認した方がニュアンスは伝わりやすいですね。

渡邊:はい。動画を撮って残しておくだけなら別の方法でも可能です。ただ例えば30分間、1時間のオンラインミーティングの動画をいきなり渡されても、確認すべき該当箇所がどこか分からないと、倍速再生ができるとはいえ、正直見るのが億劫になるのではないでしょうか? 議事が進行した該当シーンがどこかを探す時間が、無駄に感じられます。それもあって、動画を撮っても見ず、何も振り返らないケースが数多く発生していたはずです。

「レコロク」では動画が議事録とセットになって同期されているので、どのタイミング(時間)で何が発言されているのかピンポイントで分かったり、発言者が共有したい動画のタイミングをURLで共有できたりします。これがすごく便利だと思いました。

清野:テキストでの議事録は検索しやすいのがメリットですが、生のデータと比べると情報量が大きく減ってしまいます。一方、動画は100%の情報量ですが検索しづらいデメリットがあります。「レコロク」は、この差を埋めてくれると感じました。議事録(テキスト)と動画データをマッピングさせて共有できるので、検索しやすいですし、100%の情報を共有できます。

渡邊:試用した結果、これまで記録していなかったミーティングも「レコロク」を使って議事録を残すことを考えています。定例ミーティングについては「これで十分だよね?」という感覚ですね。朝会など定例ミーティングは毎日行っていることもあり、テキストで議事録を取っていると、いつどこで誰が話したかが分からなくなることがあります。しかし「レコロク」ならテキストで検索して動画で確認できるので、そういうことがなくなると感じたからです。

――議事録を作成する時間は短縮できましたか?

渡邊:実際の私たちの時間感覚でいうと、おそらく、それほど変わっていないと思います。なぜなら私たちの場合、会議を進めながら誰かがリアルタイムで議事録を取っていたからです。ただ議事録を取っていると、そちらに集中してしまって議論に対して頭が働かなかったり、ついスルーしてしまうシーンがあったりしました。その観点から言うと、時間の短縮というよりも「情報の完全性・不完全性」の面で差があった気がします。

清野:テキストで議事録を書く時は書き手の解釈や伝え方の影響があるため、記録者も気を遣うと思います。「レコロク」の場合は動画があるので、解釈や伝え方をあまり意識しなくても大丈夫です。そのため心理的プレッシャーなく気軽に議事録が書けるようになったと思いますし、良い意味で気軽さを生み出してくれたと思います。

――ミーティングでの発言情報を共有するのは簡単でしたか?

渡邊:はい。URLベースなので、該当する発言タイミングをSlackなどにポンと気軽に貼って共有できました。

――SNSなどで著名人のテレビなどでの発言が数秒分だけ切り出されて貼り付けられていることがありますが、それに近いのでしょうか?

渡邊:簡単に言うとそんな感じで、気軽に社内でできるイメージですね。

あらゆる会議を保存して、伝えたいときにすぐ共有できる

――今回の試用はZoomで録画した動画をアップロードして実施したのですか?

渡邊:今回はZoomの動画と議事録データ、字幕データを「レコロク」にアップロードして共有しました。実際にやってみると、アップロードには全く手間がかからなかったですね。

図4.レコロクで動画ファイルと字幕データをアップロードする画面

清野:そのように過去の議事録をアップロードして蓄積して、必要なタイミングで共有するだけでも価値があると思いました。今後は、あとから見ることが想定できる会議動画は全て「レコロク」に保管しておくユースケースも想定できる気がします。やはり動画だけでは特定の場面を検索できないので、アップロードだけでも大きな効果が期待できそうです。

――動画が検索できると便利だと思います。実際にフリーワード検索をかなり活用したのでしょうか?

清野:すごく簡単に使えるので、普通に使っていたというのが正直な感覚です。私の場合、ミーティングで話した内容をメンバーに共有するのがメインの使い方でしたが、ただ動画内のリンクを共有するだけでなく、残っている議事録をもとに「このキーワードで見て」と気軽に共有していました。共有されたメンバーは動画を見て、キーワード検索をして、素早く会議の内容を把握できます。

――タグ付けは実際に利用しましたか?

渡邊:1週間で使いこなせたわけではありませんが、会議内容が機能に関することなのか、サービスに関することなのか、とカテゴリーで印を付けるようにして使いました。プロダクト全体に関するミーティングなど、時間が長い会議では、例えば45分間で複数のテーマについて話をするので、「ここはこの話」「ここはあの話」という感覚でタグを付けました。

清野:議事録のアジェンダをそのまま動画に貼って、その部分から議事録を取ったと表示するような使い方をしました。タグがあると、会議中で言及されている内容がすぐ把握できるメリットがあると感じました。

図5.レコロクの「メモ・タグ付け」画面

――メモ機能は活用できましたか?

渡邊:便利でした。動画の途中に「ここ大事」というようにメモを加えて周知することができるのが良いですね。

出口:私は議事録をベースにしつつ、メモ機能を使いました。例えば会議中に、自分が思っていたことをメモ機能で付け加えるイメージです。実際に声には出してないけれど、「このとき、こう思っていました」とメモして共有しました。その場では伝えられなかったことや、そのときの気持ちを動画とリンクして書き込めるので、メンバーと共有する際はニュアンスを伝えやすくて便利だと感じました

清野:以前はミーティング中、声には出さなかったけれど、思いついたことや言いたいことがあったら、あとからSlackなどでいうケースが多かったと思います。ただ、その会話は議事録に同期できないため、情報の再利用性が低くなっていました。

「レコロク」のメモ機能を使えば、あとから該当箇所に書き込んでおけば議論の広がりが期待できますし、情報価値も高まります。今回はそこまで使いこなせてはいませんが、そのような使い方が今後メインになりそうだという印象も受けました。

渡邊:たしかにそうですね。朝会で話したことを参加していないメンバーに共有するとき、もしSlackで共有するなら、朝会の内容を書き起こす必要がありました。しかし「レコロク」ならメモ機能を使って、朝会の最中にメモしたことを動画に貼っておくだけなので、共有が簡単です。

清野:結局、今までの議事録だと補足が必要なことが多かったと思います。「議事録には書かれてないんですけど……」みたいな説明や捕捉を加える必要がなくなるので、気軽でプレッシャーがなくなりました。

――メモ機能で、その時に考えていたことが伝えられるなら議事録に補足する必要はないですね。

清野:そうです。テキストも動画も全て残っていて、伝えたいことも書き加えられるから「レコロク」で共有するだけで済みます。

渡邊:共有するときに補足説明を書いたり、別のミーティングで話して補足したりしていたことが、本当に「貼るだけ」くらいのレベルで済んでいますね。

――1週間ほど使ってみて、最もよく使った機能は何だと感じていますか?

渡邊:基本的な「録画して載せて検索する」、そこかなと思います。メンバーに伝えたいと思ったときに、すぐURLで共有できました。

清野:同じです。コアとなる使い方は動画と議事録をアップロードして、それを共有することでした。補足したり整理したりした方が良い内容には、メモを付け加える使い方でほとんどカバーできています。その流れは全て一緒という印象です。

これからは場面を問わず、共有しておいた方が良いものは、気軽に撮って載せてしまう感覚で良いかなと思いました。極端な話、話したことは全て取っておくような使い方です。

渡邊:私も、あらゆる会議をデフォルトで「レコロク」に取っておくと良いと思いました。

メンバー間のコミュニケーションを意識する全ての組織に向いている

――1週間、「レコロク」使って得た気づきは何ですか?

清野:先ほど話したことですが、今はコミュニケーションや議論がオンラインになり、ある意味かっちりと全て枠組みに入った面があると思っています。以前は皆が同じオフィスにいたのでカジュアルな話は周りにもなんとなく聞こえているし、それを聞いていれば何かが決まったとしても経緯などを察することができましたし、気になったらその場で聞くこともできる「ざっくり感」があったと思います。しかし昨今オンライン化が進んで、カジュアルなやりとりや状況を察することが難しくなりました。

ここ数年では、5分くらいで終わるちょっとしたカジュアルな話でも、予定を取ってオンラインミーティングをして議事録を残し、共有するスタイルになっている気がしています。そういう手間がいつの間にか増えていて、冗長なことをやっていたことに、「レコロク」を使ってみて気づかされました。

――「ミーティングをしたら議事録を作成する」という重い流れが、録画してメモを加えるだけの気軽なものに変わったのですね。

清野:はい。以前のようにカジュアルに話そうとしたら、おそらく皆で同じZoomの部屋で話すことになると思いますが、少なくとも誰かと誰かしか話せないんですよね。特定の誰か2人が話す1対1の会話を、周りの人が聞く感じで。

渡邊:うん、うん(頷く)。

清野:そうなると、話をする人はブレイクアウトルームや違うZoomの部屋に行くことになります。しかしオフラインの状況に当てはめてみると、別室に行くのと同じなので、他の人から見えなくなってしまうわけです。「レコロク」を使えば、そこが見えるようになると感じました。

――「レコロク」は、どのような組織に向いていると感じましたか?

渡邊:どんな組織でも使えると思います。1000人、1万人という規模は正直言って使い方は想像できませんが、私たちくらいの小規模な組織から100人程度の組織ではかなり有効だと思います。実際「レコロク」のサービス画面を見ると分かるのですが、チャンネルの機能があり、閲覧の権限などが設定できるので、大規模な組織でも活用できると感じました。

清野:オンラインミーティングでの議事録の共有方法を工夫したり試行錯誤したりしている組織全てと相性が良いと思います。コミュニケーションをシームレスにするために頑張って議事録を取っているとか、メンバー間のコミュニケーションを意識しているとか、マネジメント研修をしているとか。そういう組織に試してもらいたいですね。

――アジャイルのように短期間で開発を回しているような組織とも相性が良いでしょうか?

渡邊:私は相性が良いと思いました。UIとかUXを考慮して、画面などを共有して見ながら行うオンラインミーティングのニュアンスとか感覚をテキストだけで伝えるのは大変なので、「レコロク」で録画を共有して「なんでこうなってるんだっけ?」という、決定までの経緯などが、感覚ベース、ニュアンスベースで確認できるのが良いですね。

清野:アジャイルは様々な職種や役割の人々が集まり、可能なかぎり早く、サイクルを小さく回して改善していく流れだと思っています。正直、同じ開発メンバーやデザイン組織であれば、テキストだけの情報でも今までのコンテキスト(文脈)があるので、言葉足らずでも伝わる場面は多いです。

ただアジャイル開発で課題になるのは、背景が違うもの同士が、同じ方向に向かってスピーディーに判断して改善を回していかないといけない点にあります。テキストだけだと、今までの文脈や背景が伝わらないことがありますし、感覚的なところが他の職種だと分かりづらいことがあると思います。「レコロク」なら、それらも上手に伝えられるようになり、手戻りが発生しづらくなりそうな印象を受けました。

出口:私たちデザイナーの仕事では、デザインのデータを見ながら議論しているときは、その場にいる人は理解できても、他の人が理解できないことがあります。デザインデータだけを見て議事録を読んでも、メンバーや関係者以外への共有が難しかったですが、「レコロク」だと伝えられるようになるのではないかと感じました。

渡邊:Figmaなどで画面共有して触りながら見たりとか、動かしたりしながらミーティングした結果をスクリーンショットなどで頑張って議事録に表現できますが、読んだ人はおそらく理解できないと思います。そのニュアンスを伝えられるのが良いですね。

清野:加えてビジネスサイドとクリエイター職の間をつなぐのにも有効だと思います。開発職のあるある話として、ビジネスサイドから想像もつかない、とんでもないオーダーがくるケースがあります。

一同:(笑)

清野:私はビジネスサイドのメンバーとも話すので分かりますが、クライアントさんが様々な要望を持っていて、ビジネスの人もそれを解決しようと頑張るのですが、知識が足りず変な方向に話が進んでしまうのです。そのオーダーの背景にある「なぜ」が理解できると、開発側の反応も良いほうに変わってきます。

ですのでクライアントとの商談やミーティングなども「レコロク」で共有できるようにすると、そのようなすれ違いが減るのではと思いますね。

――レコロクを使えば、まさに課題を話している部分を簡単に共有できますね。

清野:「そういう要望だったのか」と理解できる場面をリンクで共有すれば、顔つきなどから温度感も伝わります。課題も明確化しやすくなるはずです。また、より的確な提案をできる場合も増えそうです。

渡邊:皆が頑張りたいとポジティブに感じられるようになれると思いますね。

清野:今の話もアジャイルだと思います。皆が同じ方向を向いてすれ違いを減らして、建設的に改善し続けることができるようになります。ビジネスサイドとクリエイティブ、開発との間で「レコロク」は活用できる気がします。職種をまたぐというか、越境できる感じがします

「レコロク」で議事録を保存し続けることで大きな価値が生まれる

――他に、どのような場面で活用できると思いましたか?

清野:共有に加えて、「レコロク」で保存し続けることにも大きな価値があると思います。何らかの意思決定の理由を数年後に振り返るケースで、仮に当時のメンバーが誰もいなくても、議事録と動画データが残っていれば、意思決定の背景や理由などを未来のメンバー全員が理解できます。長く使えば使うほど価値が高まっていきそうです。

――最後に感想を含めて読者へのメッセージをお願いします。

清野:企業に勤めている人は、できるだけ組織の風通しを良くしたいと考え、たくさん努力されていると思います。例えば伝わりやすいニュアンスで伝えるテクニックだとか、議事録をきれいに採る方法など、自分たちで試行錯誤するのが主流です。

しかしオンライン化の広まりなどで世の中が変化してきているので、新しいソリューションを取り入れて課題を解決するのも一つの手ではないかと感じています。「レコロク」は、まさにそのようなサービスです。世の中の変化に合ったソリューションの利用を検討するのも良いと思いました。私も自分で解決すべき課題だと思っていましたが、「レコロク」を使ってみると実は社会問題だったんだなと自覚しました。

出口:フリープランもあるので、ぜひ使ってみてほしいですね。

渡邊:議事録だけでなく、会議の録画映像も保存している人は多いと思いますが、「レコロク」にはそれが組み合わさった感動がありました。一度試してみることに尽きるのかなと思います。

編集後記

企業において「議事録」は必需品であり、近年ではオンラインミーティングの録画保存も一般的になっています。しかし、これらは多くの場合、個別に管理され、議事録から生じた疑問を解消するために録画を見返すのは時間も手間もかかる作業です。
映像議事録ソリューション「レコロク」は、これらの課題を解消し、手間を軽減してくれます。試用を通じて確認した結果、明らかにコミュニケーションが円滑になることがわかりました。また、新たなアイデアや視点が広がることも経験しました。フリープランも用意されているため、興味を持った方はぜひ一度試してみてください。

取材/文:神田 富士晴
撮影:豊崎 淳

すべての発言がナレッジに
映像議事録「レコロク」

公式サイトをチェックする

フリープランはこちらから!

関連記事